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価格について
床坪と施工坪の違い
住宅会社によって坪単価の計算方法が違う事を知っていますか？
本体価格を住宅の大きさで割った金額が坪単価と言いますが、住宅会社によって住宅の大きさの計算方法が違います。
大きく分けて「床坪（床面積）」と「施工坪（施工面積）」と二つの計算方法があります。
床面積
各階の床面積を合計したもので、建物を真上から見下ろして外壁の中心線で囲まれた部分である「建築面積」とは違います。
登記上の住宅の大きさは、床面積で表します。
床面積の計算方法は、細かな規定がありますので省きますが、一般的には開放されたバルコニーや玄関ポーチ、屋内の吹抜け、ロフト部分は床面積に算入しません。
施工面積
施工面積の計算方法は、住宅会社ごとに違って決まった計算方法はありません。
一般的な施工面積の計算方法は、以下の床面積には算入しない箇所の面積も
含んだものが施工面積になります。
- ・玄関ポーチ
・吹き抜け
・ロフト部
・バルコニー
施工面積に算入していると言われています。
施工面積の計算方法が違う理由
住宅会社の表示坪単価は、本体価格を住宅大きさで割った金額です。
施工面積で本体価格を割れば、必然的に坪単価は下がります。
施工面積を大きく計算する方法を使うほど、見掛けの坪単価が下がって、住宅を建てようと考えた方へのアピールになる為です。
住宅の価格を考える時には、見せかけの価格に惑わされないでください。
